二級建築士試験はどんな国家資格?

二級建築士試験はご存知の通り、国家資格です。建築士法が1950年に制定され、建築士が一級、二級建築士、木造建築士の3つのカテゴリーに分類されたところが始まり。建物の設計・製図は勿論、工事監理を行う事が許されている資格です。その中で二級建築士は都道府県知事の免許を受けて開業し、設計製図、工事監理などの業務を行えるものとして建築士法2条3項に規定されています。歴史の長い資格試験なので、過去問題も豊富に揃っており、時事の傾向はあるもののユーキャンなど通信教育での半独学での受験も可能な資格試験となっています。二級建築士の業務内容は、上位である一級建築士が行う事が可能ですが、昨今のニーズから二級建築士の分野への一級建築士のあいのりは減少傾向にあり設計、製図、工事監理も含めて二級建築士の仕事内容は独立しているようです。二級建築士が設計、製図できる建築物ですが、大まかに「延べ面積500平方米以下の公共建築」または「木造建築物で高さが13m未満のもの」あるいは「小規模鉄筋コンクリート建築物(延べ面積300平方米以内」となっています。こうした建築物の設計、製図を行い工事監理を行える資格が二級建築士です。また、近年注目されている傾向は、不動産鑑定士などの不動産関連資格とダブルで取得してゆく方法。一級建築士との棲み分けがより明確になり将来性も高くなります。二級建築士試験合格後は業務内容の競合が一級建築士以外では起こりません。つまりある程度仕事量が保証されます。また巨大鉄筋建造物まで扱える一級建築士にない魅力として、比較的小規模建築を専業とする二級建築士試験合格者の場合は、オリジナリティ溢れた建築デザインを比較的短いサイクルで数多くこなせるというメリットもあります。関連資格として他にマンション管理士など難易度としては一級建築士並みと言われるものもあります。また、約に立つものでは測量士も二級建築士とダブルで強力です。宅地建物取引主任者(宅建)は企業内の二級建築士にはダブル保有が推奨されているケースも多いようです。他に設計製図コンサルタントとしての将来を考えるなら、インテリアコーディネーターやシルバー社会に対応する福祉住環境コーディネーターなど、二級建築士受験・合格を達成したら、こうした周辺資格をおさえてゆくのも将来のキャリア形成に有効です。

二級建築士試験の受験資格や過去問題、合格率はどう?

二級建築士試験の受験資格ですが「大学の建築課程卒業者」「大学の土木課程プラス実務1年」または「高校建築、土木過程終了プラス実務3年」あるいは「義務教育課程プラス実務7年」となっています。二級建築士受験資格の実務として認められる内容ですが、一般的に設計、製図実務を建築士事務所や不動産開発会社で行っていれば問題なく認められます。他に高等教育機関での建築に関する研究も実務として受験資格が認められています。
合格率ですが、豊作の年で最終合格者が4人に一人、不作の場合は5人に一人となっています。二級建築士の学科試験はここ数年、難問化傾向にあり、合格率が3割そこそこに落ち着きつつあります。逆に製図試験は5割強を維持しており、二級建築士合格のポイントは学科の練習問題、過去問題を徹底的に検証する事、同時に法令集を体系的に理解する事と言えそうです。選ばれる側の学校も、こういった傾向は把握しているはずですので、申込みの際には確認しておけば安心です。また従来、男性が圧倒的だった受験者の男女割合も変りつつあり、主婦を含む女性でも練習問題、過去問題、法令集を参考書などを効率的に使う事で二級建築士に合格するケースが増えてきています。二級建築士の学科部分に限っていえば、ユーキャンその他通信教育を上手に使い理解の体系化を行い過去問題、練習問題を反復する、法令集を熟読するというプロセスなので半独学の学び方でも準備は十分に進められます。大学の建築課程を卒業していなくても、上手に学校選びをすれば高校建築過程終了の受験資格も認められます。

二級建築士試験なら過去問題、法令集、練習問題から知識を積み上げを学校で

二級建築士試験を中心に据えている専門学校も多く開校されているので、上手な学校選びをすれば高校普通科を卒業後でも二級建築士受験・合格は比較的短期に視野に入ってきます。学校選びのコツは、ズバリ過去問題、練習問題と法令集の体系的知識をいかに整理して教えてくれるか。出回っている参考書も多いので、その中からどの参考書が適当かのアドバイスをくれる学校であるかどうかもポイントです。実際、大学の建築科・土木科の卒業生は一級建築士を目指すケースが殆どなので、二級建築士試験の申込みの大半は高等学校建築科卒業者または普通科卒業後に独学や専門学校で過去問題や法令集を徹底的に勉強したという人が大半です。これに最近では主婦などの女性陣も混じって二級建築士試験はとてもバラエティに富んだ受験者層となっています。仕事を持ちながら転身を目指す場合の学校選びなら、ユーキャンなどの通信教育を使うのもいいでしょう。法令集を体系的に整理するのに役立ち、後に独学を続けるとしても間違い、勘違いを防止できます。最終合格率だけを見ると狭き門ですが、まずは二級建築士学科試験突破が第一関門です。過去問題集、定番の参考書、練習問題をできるだけ多く解いてゆけば自ずと傾向は見えてきますし対策もイメージできるようになってきます。女性などの転身組みは、こうして試験のイメージが固まってから設計製図の準備にかかってもいいでしょう。はじめから複数年突破の計画でもいい、という位の覚悟で着実な学び方をしてゆく方が結果がよいという傾向もあります。

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